デスク環境

FlexiSpot E9を5年使ったレビュー|3万円台の電動昇降デスクは買いなのか

この記事の内容

5年前に買ったFlexiSpot E9、まだ現役です

FlexiSpot E9の基本スペック

5年使って「買ってよかった」と思う理由

正直、ここは気になった

結局E9で十分なのか?5年目の本音

3万円台の電動昇降デスク、他に何がある?

よくある質問

まとめ

5年前に買ったFlexiSpot E9、まだ現役です

リモートワークが始まって、座りっぱなしの時間が一気に増えた。通勤がなくなった分、運動量も減って、夕方になると腰がバキバキ。「これはまずいな」と思って買ったのがFlexiSpot E9でした。

2021年11月の話です。あれから5年近く。

結論から言うと、買ってよかった。3万円台で生活の質がここまで変わるとは思ってなかったです。ただ、5年使ったからこそ分かる不満点もあるので、そのへんも含めて書きます。

電動昇降デスクのある在宅ワークスペース。モニターアームにモニターを設置した様子

FlexiSpot E9の基本スペック

まずスペックを載せておきます(FlexiSpot公式ページより)。

・参考価格:約39,600円(2026年3月時点・Amazon調べ。セール時は3万円台前半になることも)
・モーター:シングルモーター
・メモリプリセット:4つ
・昇降範囲:73〜123cm
・耐荷重:50kg
・天板サイズ:幅120×奥行60cm(厚み1.8cm)
・本体重量:約30.5kg
・フレーム:コの字型(足元が広い)
・組立:天板とビームが組立済み。脚を取り付けるだけで完成

E9は天板セット販売のみで、フレーム単体では買えません。その代わり、届いたらほぼ完成してるので組み立て工程は少ないです。

筆者の環境は、この120×60cmの天板にモニターアーム+モニター1台、ノートPC、ドッキングステーション、マウス、キーボードを載せてます。2021年11月の購入から5年近く、ほぼこの構成で使い続けてます。

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5年使って「買ってよかった」と思う理由

3万円台で電動昇降デスクが手に入る

当時、電動昇降デスクを調べると5万〜10万円の製品がずらっと並んでて、「初めてなのにそこまで出すのはな…」と尻込みしてました。E9の3万円台は「ダメでもまあ許せる」と思える絶妙なライン。

FlexiSpotにはE7とかもっと上のモデルもあって、そっちも検討したんですが、初めての電動昇降デスクだったのでまず安いほうで試すことにしました。結果的にこの判断は正解だったと思います。E9で十分だと分かったので。

メモリプリセット4つが地味に偉い

E9は高さを4つまで記憶できます。これ、購入時は「まあ便利そうだな」くらいの認識だったんですが、使い始めると手放せなくなりました。

最初の1週間はプリセットを設定せず、毎回ボタン長押しで高さ調整してたんですよ。で、それが面倒すぎてプリセットを登録したら世界が変わった。ボタン押すだけで登録した高さにぴったり止まる。この手軽さがないと、面倒で結局ずっと座ったまま…ってなってたと思います。

3万円台でプリセット4つ搭載は、購入当時はなかなかなかったはず。この機能だけでもE9を選ぶ理由になります。

5年壊れてない

これだけ。毎日3〜4回昇降してるから、ざっくり計算で5,000回はいってるはず。モーターも操作パネルも異常なし。

正直、ここは気になった

昇降速度がもうちょっと速ければ

E9はシングルモーターなので、昇降が遅め。座り→立ちに切り替えるとき、数秒じっと待つ感じになります。致命的ではないんですが、上位モデルのデュアルモーター機はスッと上がるらしいので、ちょっとうらやましくはある。

まあ慣れの問題でもあって、最初の1ヶ月は「遅いな」と思ってたけど、今はもう気にならないです。

本体30.5kg、とにかく重い

これが一番の不満かもしれない。

E9は天板とビームが最初から組み立て済みなので、組み立て工程自体は少ないんですよ。脚をつけるだけ。ただ、本体が30.5kgあるので、そもそも持ち上げたり裏返したりする作業がしんどい。可能なら2人でやったほうがいい。

で、一度設置すると移動がほぼ不可能。模様替えしたくても動かせない。これは盲点でした。

解決策としては、キャスターに付け替えるのがおすすめです。筆者も途中で汎用のデスク用キャスターに換装したんですが、もっと早くやればよかったと後悔しました。Amazonで「スタンディングデスク キャスター」と検索すると2,000〜3,000円くらいで見つかります。ロック機能付きのものを選べば、作業中に動いてしまう心配もないです。

ひとつ注意点として、キャスターに替えるとデスクの最低高が3〜4cmくらい上がります。E9の最低高は73cmなので、キャスター装着後は76〜77cm程度に。使っている椅子の高さによっては座り姿勢で高すぎると感じる可能性があるので、購入前に自分の座面高と合うか確認しておいたほうがいいです。

電動昇降デスクの脚部分。キャスター付きのデスク脚のクローズアップ

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奥行き60cmはギリギリ

これはE9というより天板選びの反省。奥行き60cmだとモニターとキーボードを置くと手前のスペースがほぼない。メモ帳を広げたり、コーヒーを置いたりする余裕がなくて、けっこう窮屈です。

E9は天板セット販売のみなので、奥行きを変えるには天板ごと交換する必要があります。もし次に昇降デスクを買うなら、奥行きは絶対70cm以上にする。

結局E9で十分なのか?5年目の本音

十分です。少なくとも筆者の使い方では。

リモートワークで座りっぱなしの生活になったのが購入のきっかけだったんですが、1日に数回立ち姿勢を挟むだけで、筆者の場合は夕方の腰の重さがかなり軽減されたと感じてます。もちろん個人差はあるし、運動不足の根本的な解決にはならないですが、「座り続ける時間を減らす」という意味では変化を実感しました。

最初の1台にはちょうどいい。これで物足りなくなったらE7に買い替えればいいし、十分ならそのまま使い続ければいい。筆者は後者でした。

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3万円台の電動昇降デスク、他に何がある?

E9を買った当時はあまり選択肢がなかったんですが、2026年現在は3〜4万円台の電動昇降デスクがけっこう増えてます。

FlexiSpotだとE9のほかにEF1(シングルモーター・耐荷重70kg・昇降71〜121cm)が同価格帯にある。他メーカーだと山善やサンワダイレクトからも3万円台のモデルが出てます。

筆者はE9以外を実際に使ったことがないのでレビューは書けませんが、スペック表を比べる限り、E9の「メモリプリセット4つ」「天板セットですぐ使える手軽さ」は同価格帯の中でも強みだと感じます。逆にEF1は耐荷重70kgとE9の50kgより余裕があるので、機材が多い人はそっちのほうがいいかもしれない。

よくある質問

Q. E9と上位モデル(E7など)の違いは?

A. 大きいのはモーター。E9はシングル、E7はデュアル。昇降速度や安定性はE7のほうが上ですが、ノートPC+モニター1台くらいの構成ならE9で十分。筆者も購入時にE7と迷いましたが、5年使った今でも「E7にすればよかった」と思ったことはないです。E9は天板セットで届くから組み立ても楽。E7はフレーム単体で天板を別に用意する必要があります。

Q. 賃貸でも使える?

A. 全然使える。壁固定なし、脚底ゴムパッドあり。…ただ退去時の30.5kgは覚悟してね。キャスターつけとくとマシです。

Q. 1日に何回くらい昇降してる?

A. 3〜4回くらいです。朝は座りから始めて、集中力が切れたタイミングで立ちに変える。昼食後は眠くなるのでまた立ち。夕方は座りに戻して…というリズム。最初のうちは張り切って立ちすぎて足が疲れたりもしましたが、半年くらいで自分のペースが見つかりました。

まとめ

5年使った今、もう一度同じ3万円台を出すか?と聞かれたら即答で「出す」。

ただし次に買うなら奥行きだけは70cm以上にする。あと初日からキャスターをつける。この2点だけ。

電動昇降デスクは「もっと早く買えばよかった」系のアイテムです。E9は最初の1台としてちょうどいい。

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