スマートホーム

Nature Remo vs SwitchBot ハブ3|スマートリモコン2大定番を徹底比較

この記事の内容

スマートリモコン、Nature RemoとSwitchBotどっちがいいの?

Nature Remo vs SwitchBot ハブ3 スペック比較

できることの違い|赤外線リモコンだけじゃない

アプリの使いやすさ

拡張性とエコシステム

こんな人にはNature Remoがおすすめ

こんな人にはSwitchBotがおすすめ

結論|まずはハブから始めよう

スマートリモコン、Nature RemoとSwitchBotどっちがいいの?

エアコンやテレビのリモコンをスマホにまとめたい。外出先からエアコンを操作したい。そう思ってスマートリモコンを調べると、必ず出てくるのがNature RemoとSwitchBotの2ブランドだ。

どちらもAmazonのスマートリモコン売上ランキングで常に上位にいる。価格帯も近い。レビュー件数も多い。じゃあ結局どっちを選べばいいのか。

この記事では、公開スペックとユーザーレビューをもとに、Nature RemoとSwitchBotを5つの軸で比較した。個人的な使用レビューではなく、客観的なデータに基づく比較記事である。

先に結論を書いておく。シンプルに使いたいならNature Remo、デバイスを増やして家全体を自動化したいならSwitchBot。この方向性さえ決まれば、製品選びはスムーズに進む。

この記事でわかること:
・Nature RemoとSwitchBotのスペック比較
・アプリの使い勝手の違い
・拡張性とエコシステムの差
・タイプ別おすすめの選び方

Nature RemoとSwitchBot ハブ3を並べた比較イメージ

Nature Remo vs SwitchBot ハブ3 スペック比較

まずは主要4製品のスペックを整理する。

Nature Remo mini 2
・参考価格:約5,980円(2026年3月時点)
・赤外線範囲:見通し約10m
・センサー:温度
・Wi-Fi:2.4GHz
・Bluetooth:あり
・Matter対応:なし
・サイズ:58×58×16mm
・電源:Micro USB

Nature Remo 3
・参考価格:約9,980円(2026年3月時点)
・赤外線範囲:見通し約10m
・センサー:温度 / 湿度 / 照度 / 人感
・Wi-Fi:2.4GHz
・Bluetooth:あり
・Matter対応:なし
・サイズ:70×70×18mm
・電源:USB-C

SwitchBot ハブ3
・参考価格:約5,480円(2026年3月時点)
・赤外線範囲:見通し約15m
・センサー:温度 / 湿度 / 照度
・Wi-Fi:2.4GHz
・Bluetooth:あり(BLE Mesh)
・Matter対応:あり
・サイズ:80×70×23mm
・電源:USB-C

SwitchBot ハブ2
・参考価格:約8,980円(2026年3月時点)
・赤外線範囲:見通し約15m
・センサー:温度 / 湿度
・Wi-Fi:2.4GHz
・Bluetooth:あり
・Matter対応:あり
・サイズ:80×70×23mm
・電源:USB-C / 内蔵ディスプレイ付き

スペックで目立つ違いは3つ。SwitchBotのほうが赤外線到達距離が約5m長い。SwitchBotはMatterに対応している。そしてSwitchBot ハブ3は約5,480円で温湿度・照度センサーまで搭載しており、コスパが高い。

一方、Nature Remo mini 2は本体がとにかく小さい。設置場所を選ばないコンパクトさは大きな利点だ。

4製品のスペック比較表

できることの違い|赤外線リモコンだけじゃない

どちらの製品も赤外線リモコンの集約が基本機能。エアコン、テレビ、照明、扇風機など赤外線リモコンで操作する家電をスマホから一括管理できる。ここまでは同じだ。

差が出るのは「赤外線以外で何ができるか」。それぞれの強みを見ていこう。

Nature Remoの強み|GPS連携とオートメーション

Nature Remoの最大の特徴は、GPS(位置情報)を活用したオートメーション。スマホのGPSと連携して、自宅に近づいたらエアコンをON、家を離れたら全家電OFFといった自動化ができる。

この機能は地味だが非常に便利で、スマートリモコンを使う最大のメリットとも言える。SwitchBotにもオートメーション機能はあるが、GPS連動はNature Remoのほうが精度が高く設定も簡単だと評価される傾向がある。

IFTTTとの連携も強力だ。天気予報と連動してエアコンを制御する、Google カレンダーの予定に合わせて照明を切り替えるなど、外部サービスとの組み合わせで自動化の幅が広がる。

また、Nature Remoは日本企業(Nature株式会社)の製品。日本語サポートの質やアプリの日本語UIの自然さには定評がある。困ったときに日本語でサポートを受けられるのは安心材料だ。

SwitchBotの強み|デバイス拡張性が圧倒的

SwitchBotの真価はハブ単体ではなく、エコシステム全体にある。SwitchBotブランドで販売されているデバイスは30種類以上。カーテンの自動開閉、物理ボタンの遠隔押下、スマートロック、見守りカメラ、ロボット掃除機まで揃っている。

これらのデバイスはすべてSwitchBotアプリで一元管理できる。ハブ3を中心に、家全体のスマートホーム化を段階的に進められる設計だ。

Matter対応も大きなポイント。MatterはApple・Google・Amazonが共同策定したスマートホームの統一規格で、SwitchBot ハブ3はMatterブリッジとして機能する。これにより、Apple HomeKit経由でSwitchBotデバイスを操作できるようになる。

iPhoneユーザーでApple Home(旧HomeKit)を使いたい場合、Matter対応のSwitchBotは有力な選択肢になる。Nature Remoは2026年3月時点でMatterに対応していないため、Apple Homeとの直接連携は難しい。

音声アシスタント対応

音声操作については、どちらもAmazon AlexaとGoogleアシスタントに対応している。「アレクサ、エアコンつけて」「OK Google、テレビ消して」といった操作はどちらでも可能だ。

SwitchBotはMatter経由でApple HomeKit(Siri)にも対応するため、Apple製品で統一している人にはSwitchBotが合う。Nature Remoは現時点ではSiri Shortcutsで一部操作が可能だが、ネイティブなHomeKit連携ではない。

AlexaまたはGoogleアシスタントだけで完結する場合は、音声操作の面ではどちらを選んでも大差はない。

アプリの使いやすさ

スマートリモコンは毎日アプリを触るものだから、使いやすさは重要だ。

Nature Remoアプリ
シンプルで直感的なUIが高く評価されている。ホーム画面にリモコンがカード形式で並び、ワンタップで操作できる。設定項目が少ないぶん迷いにくい。

初期設定もスムーズ。リモコンのボタンを本体に向けて押すだけで学習が完了する。主要メーカーのプリセットが豊富なので、エアコンなどは型番を選ぶだけで設定できることが多い。

UIデザインは日本人エンジニアが設計しており、日本語の自然さや操作フローが洗練されている。スマートフォンの操作に慣れていない家族でも使いやすい。

SwitchBotアプリ
機能が非常に豊富。デバイスの管理、オートメーション、シーン設定、ウィジェットなど多彩な設定が可能。できることが多いぶん、最初は画面内の情報量に圧倒される人もいる。

アプリの更新頻度が高く、新機能の追加も活発。ただし、アップデートのたびにUIが変わることがあり、慣れた操作が変更されるケースもある。

オートメーション設定はSwitchBotのほうが細かい条件を指定できる。温度が28度を超えたらエアコンON、湿度が60%以上で除湿モードに切り替えなど、センサーデータをトリガーにした自動化が得意だ。

総合的に、ITリテラシーが高くカスタマイズ好きならSwitchBot、シンプルに使いたいならNature Remoという傾向がある。

両アプリのホーム画面を並べた比較イメージ

拡張性とエコシステム

ここがNature RemoとSwitchBotの最も大きな違いだ。

Nature Remoのエコシステム
Nature社の製品ラインナップは、スマートリモコン(Remo シリーズ)とスマートエネルギー管理(Nature Remo E)が中心。物理デバイスの種類は限られている。

その代わりIFTTTやAPIが充実しており、プログラミングが得意な人なら外部サービスと柔軟に連携できる。Nature Remo Cloud APIは公式ドキュメントが整備されており、自作のオートメーションを構築する開発者にはありがたい。

ただし、カーテンを自動で開けたい、鍵をスマートロックにしたいといったニーズには、別ブランドの製品を組み合わせる必要がある。

SwitchBotのエコシステム
SwitchBotのデバイスラインナップは圧倒的だ。ハブ(3種類)、ボット、カーテン(2種類)、スマートロック、温湿度計、プラグ、テープライト、シーリングライト、見守りカメラ、ロボット掃除機、加湿器、ブラインドコントローラーなど30種以上。

すべてがSwitchBotアプリで統合管理され、デバイス間の連携もスムーズ。「朝7時にカーテンを開けて、照明をONにして、エアコンを26度に設定する」というシーンをワンタップで実行できる。

将来的にスマートホームを段階的に拡張したい人にとって、SwitchBotのエコシステムは大きな魅力。最初はハブ3だけ買って赤外線リモコンを集約し、次にカーテンを自動化し、その次にスマートロックを追加する。こういった段階的なアップグレードが同じブランド内で完結する。

Nature Remoはリモコン集約に特化した完成度の高さが魅力。SwitchBotはスマートホーム全体を網羅する拡張性が魅力。ここの優先度で選ぶのが正解だ。

SwitchBotのデバイスエコシステム全体像

こんな人にはNature Remoがおすすめ

Nature Remoが向いているのはこんな人だ。

・スマートリモコンの用途がエアコンとテレビの操作で十分
・アプリのシンプルさ・使いやすさを重視する
・GPS連動で帰宅前にエアコンをONにしたい
・家族全員が使うので直感的なUIが必要
・日本企業の製品・サポートを好む
・IFTTTや外部APIを活用したい

Nature Remo mini 2は約5,980円と手頃で、スマートリモコン入門に最適。温度センサーも搭載しているので、「室温が30度を超えたらエアコンON」という基本的な自動化もできる。

もっとセンサーが欲しい場合はNature Remo 3(約9,980円)。温度・湿度・照度・人感センサーを搭載しており、人がいなくなったら照明OFFなどの高度な自動化にも対応する。

スマートホームの入り口として、まずはリモコンをスマホにまとめたいという人にはNature Remoをおすすめする。

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こんな人にはSwitchBotがおすすめ

SwitchBotが向いているのはこんな人だ。

・リモコン集約だけでなく、家全体をスマート化したい
・カーテン自動開閉やスマートロックにも興味がある
・Apple HomeKit(Siri)で操作したい
・Matterなど最新のスマートホーム規格を使いたい
・デバイスを少しずつ追加して拡張していきたい
・コスパ重視で多機能な製品が好き

SwitchBot ハブ3は約5,480円で温湿度・照度センサーとMatter対応を備えており、この価格帯では機能面で頭ひとつ抜けている。赤外線到達距離もNature Remoより約5m長い。

特にiPhoneユーザーにとって、Matter経由でApple Homeアプリから操作できるのは大きなメリットだ。「Hey Siri、エアコンつけて」がネイティブに動く。

SwitchBot ハブ2(約8,980円)は本体にディスプレイを搭載しており、温湿度を常時表示できる。リビングの温湿度計としても機能するので一石二鳥だ。

将来的にスマートホームの世界を広げたい人はSwitchBotを選んでおけば、同じブランド内でどんどん拡張できる。

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結論|まずはハブから始めよう

Nature RemoとSwitchBot、どちらも優秀なスマートリモコンだ。選び方を改めてまとめる。

Nature Remoを選ぶ理由:
・シンプルで洗練されたアプリUI
・GPS連動オートメーションの完成度
・日本企業による安心のサポート
・IFTTT連携やAPIの充実

SwitchBotを選ぶ理由:
・30種以上のデバイスによる拡張性
・Matter対応でApple HomeKitと連携
・ハブ3のコスパの高さ
・家全体のスマートホーム化が可能

どちらを選んでも、スマートリモコンを導入すれば生活の快適さは確実に上がる。外出先からエアコンを操作できるだけでも、真夏の帰宅時や冬の朝の暖房起動など日常の小さなストレスが解消される。

迷ったら、まずは安いほうから試すのも手だ。SwitchBot ハブ3(約5,480円)もNature Remo mini 2(約5,980円)も5,000円台で購入できる。スマートリモコンの便利さを体感してから、次のデバイスを検討すればいい。

大事なのは「完璧な選択」を追求するより、まず1台導入してスマートホームの第一歩を踏み出すこと。どちらを選んでも後悔する可能性は低いと考えている。

SwitchBotのデバイスをもっと詳しく知りたい方は「SwitchBotで始めるスマートホーム入門|おすすめデバイス5選と予算別セット」も参考にしてほしい。

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Nature RemoとSwitchBotの選び方フローチャート